2018年7月31日火曜日

Orange Pi zeroのセットアップ

Orange Pi zeroが届きました。早速開封していきましょう。


所感など

  • マニュアルが無い漢仕様。
  • Wifiアンテナは熱収縮チューブをはめ込んだだけみたいですね…
    (技適的にNGなのでWifi機能は使えない。)
  • 他のブログには載っている滑り止めシールとネジが付属していない…仕様変更?
  • 専用ケースにWifiアンテナ用の穴が無いのはご愛嬌。ケースに穴あけ加工で対応。

セットアップの手順はこんな感じです。
  1. OSを用意
  2. OSをMicroSDカードに焼く
  3. MicroSDカードを本体に挿入
  4. LANケーブルを接続
  5. OTG電源ケーブルを接続
  6. Orange Piが利用しているIPアドレスを探す
  7. SSHで接続
  8. ユーザーの作成
1つ1つ書いていきましょう。



1. OSを用意
   Orange Piで最も一般的なOSはArmbianらしいです。Ubuntuベースで扱いやすいですし、情報が豊富なのでこれを使っていきます。公式ウェブサイトにOSの一覧がありますが、どれも微妙な評価の上に配布先がBaidu CloudやMEGAなのでおすすめできません。Armbianのダウンロード先はこちらです。Stretch版(CUI)とBionic版(XFCEのGUI)がありますが、SSHで使いたいのと接続可能なモニタを持っていないのでStretch版を入れていきます。

2. OSをMicroSDカードに焼く
 OS用に用意したMicroSDカードにOSを焼きます。書き込みするソフトウェアは何でも良いのでしょうが、今回はArmbian公式サイトにリンクがあるetcher.ioを用いました。









3~5 省略

6. Orange Pi zeroが利用しているIPアドレスを探す
 SSHで接続するため、Orange Pi zeroのIPアドレスを探します。環境を汚さないようにコマンドラインから検索ができるようですが、今回はSoftPerfect Network Scannerを入れていきます。IPアドレスの範囲を設定し検索をすれば一覧が出てきます。微妙に再現性が悪く、検索ボタンを押すたびに結果が変わります。それらしきIPアドレスが出てこない場合には何度かポチポチして下さい。IPアドレスが定まらない場合には6、7の操作を繰り返します。



7. SSHで接続
  SSH接続にはTera Termを使います。操作6で得たIPアドレスを入力し、デフォルトのユーザー名/パスワードである root / 1234 でログインします。






8.  ユーザーの作成
 Armbian側の指示に従ってユーザーを作成します。今後は設定したユーザー名とパスワードでログインし操作することになります。ここまでで基本的なセットアップは終わりです。